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今週の記事
The Wrap は個別の記事を包み込む要素を探る試みです。
AI を使いこなすとは何か。この5本を通して、その解像度がかなり上がりました。
セッションには壁があります。モデルの壁、プロジェクトの壁。それぞれを超えるために、コピペやハンドオフといった手法を試してきました。そしてそれは効果的です。
しかし壁を超える作業そのものが労働になっていきます。プロンプトを考える他に、何を渡すのかも考えなくてはいけません。そこで組織づくりに行き着きました。ルールは上から下に、作業実績は下から上に。まるで社会の仕組みを作るようです。
一方で、壁にはある種の必然がありました。プロジェクトの壁は専門性を守る境界として機能し、AI に栄養学や社会学を教えてもらう大学プロジェクトではそれが強みになりました。壁があるから、文脈が混ざらない。あえて混ぜないことの需要もあるわけです。
そして79番で、壁の正体がわかりました。セッションの壁は、壁ではなく宇宙の果てでした。AI にとっては 1トークンが時間であり空間です。セッションの限界は宇宙の限界です。超えられないものを越えようとするのではなく、超える必要がないように設計する必要が見えてきました。
セッションの設計とは、宇宙の設計だったのです。プロジェクトとは、複数の宇宙を束ねる上位構造です。そして Alpha とは、宇宙間の法則を整備する試みであるとわかりました。
AI を使いこなすことは、チャットで上手に質問することだけではありませんでした。エージェントが自在に働ける宇宙空間を設計することでした。
- Tora
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