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Reading: クリエイティブであれ -新しい文化産業とジェンダー
Listening: 2026年新春テック放談 aiエージェントの未来 appleのuiデザイン sunoの規約変更でクリエイターの権利消滅
Watching: ひらやすみ E1

活版印刷の発明は知性を民主化しました。限られたひとのみに許されていた書籍の所有を、誰でもできるようにした。インターネットは発信を民主化しました。誰でも情報を発信することが可能になった。AIは創造性を民主化します。テキストからソフトウェアまで、知識ではなく、望むものが実現する世界を迎えています。

かつてメールが広まった時、読書だけだった時代よりも活字を読む量が増えたと言われました。SNSでさらに増えました。AIはその延長線上にあります。しかも相手を待つ必要がない。こちらの入力に即座に応答してくれます。

返ってきたものは、入力者のためだけのテキストです。書くと同時に出版がされ続けます。本を書いた人が誰よりもその本を読み返すように、AIを使えば使うほど、AIが生成したテキストを読み続けることになります。

私はよく、あるトピックのチャットをし続け、議論が深まった時、それまでの経緯をコラムとしてまとめます。そうすることで全体の流れを整理します。さらに面白いのは、そのコラムをもとにして小説も書きます。書くといってもAIが書くのですが、それを読むことでコラムの世界観を深く理解していきます。

さらに面白いのは、そうしたコラムをベースに画像を作成できることです。実際にこの Letter でも、AI のレビューから画像生成のプロンプトを書いてもらい、それを使って画像生成を行っています。将来的にはアニメやゲームを作ることも可能になるでしょう。

そうとらえると、AIは便利な相談相手、なんでも作れるツールキットというわけではなく、全人類に配布された創造の印刷機であると考えられます。活版印刷をメタファーに考えると、AI はテキスト、画像、音声、コードを印刷します。3Dプリンターが物体を印刷するように、AI は体験を印刷する 4Dプリンターです。

そして私たちは、自分が生成したものを自分で読み続ける。人類史上、最も多くのテキストを読む時代が始まっています。

グーテンベルクの時代、印刷機を持てたのは一部の人だけでした。今、すべての人がポケットに印刷機を持っています。しかもこの印刷機は、テキストだけでなく、画像も音声もコードも印刷できる。

これは大印刷時代の幕開けです。私たちは活版印刷を再創造しました。

- Tora

私たちが “もっているものでうまくやる” には、少しずつ自分の世界を広げ、自分自身を理解し、思いがけない組み合わせを試してみる必要があります。これらは、そのプロセスの様子です。

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