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Reading: よくわかる社会心理学
Listening: Glimpse of Us - Joji
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今回は想定質問に回答します。
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Q. 両極端を同時に扱うのが最強だと理解しましたが、周囲からは「一貫性がない」とか「どっちつかずだ」と批判される不安があります。世間の「どちらかを選べ」という圧力に対し、この「卑怯な両極端」を貫くためのマインドセットを教えてください。

A. 卑怯に見られるかもしれませんが、実際には臆病だからこその選択です。

なぜ両極端を抑えることが卑怯だと思われるのか。それは多くの人が、ひとつのポジションをとることを美徳だと信じているからです。信じることは安心を生みますが、それは安全とは少し違います。

心理学的にも、一度ポジションをとってしまうと、執着が生まれて離れがたくなります。例えるなら、買うつもりもなかったのに試着してしまった洋服です。しかし、情報の非対称性が常にあるこの世界で、たったひとつの確実なものを見つけるのは、ほとんど不可能です。

「どっちつかず」という批判に対して、私はこう考えます。私は欲張りなのではなく、ただ臆病なのだと。

私は、自分の人生で危険なギャンブルをするつもりはありません。どちらか一方が正解だと賭ける勇気がないからこそ、持続性と創発性の両端に足をかけておく。これは、どちらかに転んでも死なないための、臆病者の生活技術です。人生が壊れてしまっては、何も得ることができません。

一貫性がない、どっちつかずだという批判は、あなたの人生に対して何も捧げていない人の発言であれば、ありがたく参考にするだけで良いでしょう。

自分のリソースをどこに配分し、どう生き残るかは、他人が決める客観的な正解ではなく、あなた自身が決めることです。外野の言葉に身を委ねて選択肢を狭めるのか、それとも卑怯と言われようが両極端を選んで生き残るのか。

身銭を切って生きている自覚があれば、周囲のノイズよりも、自分のシステムの健全性の方が、はるかに優先順位が高くなるはずです。

もし仮に、あなたの人生に身銭を切った人から問われているのであれば、あなたは選択する必要があります。あなたが相手に対して身銭を切る番です。それを乗り越えた先に、より深い信頼が待っているでしょう。

- Tora

私たちが “もっているものでうまくやる” には、少しずつ自分の世界を広げ、自分自身を理解し、思いがけない組み合わせを試してみる必要があります。これらは、そのプロセスの様子です。

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