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Reading: よくわかる社会心理学
Listening: 浅瀬 - TANGINGUGUN
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いま住んでいる町に新しく建設中の社会教育施設を、完成する前に模擬運用をして、どのように使われるのかを体験してみようというワークショップに参加しました。町民が行っているサークル活動と司書による選書を組み合わせた仮設の空間で、実際にサークル活動が行われて、私も自家焙煎のコーヒーを振る舞いました。

サークルのひとつに茶道サークルがあるのですが、いまは奥まった茶室で高齢者中心で行われている活動を、ほとんど施設の真ん中に移動して活動することになっています。ワークショップでも実際にお茶を点ててくれて、それを味わいました。

私はカフェで抹茶を出していた経験があったり、東京にいた頃にも何度かカジュアルにいただくことがあったので、こんなところで飲んでも仕方がないなと思いながら飲もうとしたところ、お菓子がくるまで待ってと止められました。普段からお菓子はほとんど食べないのでいらないなと思いつつ、言われた通りにお菓子と一緒にいただきました。

お菓子をかじってお茶を飲もうとしたところ、そうではなく、お菓子をすべて食べきってからお茶を飲むように言われました。私の感覚だと、カフェなどでクッキーとコーヒーを交互に食べることでペアリングを楽しむ。そうした味わい方がふつうだと思っていたので、お菓子をすべて食べてしまうと口が甘くなりすぎないかと思いましたが、お茶はそうして口を甘くしてから飲むものとのことでした。

言われた通りにお菓子をすべて抹茶を飲むと、いままで飲んできた抹茶の中で1番美味しく感じられました。なんといっても口に甘さが残った状態でお茶の風味と味わいが一体になる感覚は、コンプレックスな味わいのコーヒーを口にしたときのようでした。

知っていたと思っていた抹茶を、まったく知らなかったこと。自分の知識ではなく、高齢者の知識で味わったことで新たな体験に繋がったこと。一緒に新しい施設での過ごし方を体験できたこと。資料や画面を通じてではなく、その場にいることで町の新たな魅力を感じられた気がしました。

また、お菓子を一度に食べきってからお茶を飲む体験は、自分が事業をする焙煎所での新たなメニュー開発のアイデアとストーリーをもたらしてくれた、良い学びとなりました。
- Tora

私たちが “もっているものでうまくやる” には、少しずつ自分の世界を広げ、自分自身を理解し、思いがけない組み合わせを試してみる必要があります。これらは、そのプロセスの様子です。

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