Status
Reading: 新しい中世*
Listening: Larghetto (After Piano Concerto No. 2 in F Minor, Op. 21: II. Larghetto) - 角野隼斗
Watching: -
今回は想定質問に回答します。
📮質問はこちらから受け付けています。(フッターにもリンクがありますよ!)
Q. アナーカイブは、変化の激しい世界での重荷になりませんか?
A. 新しいものは増え続け、古いものは減り続けます。
変化の激しい世界を情報量が増え続ける世界であると考えたとき、それを必要十分まで取り入れることは実質的に不可能です。
大切とされることや社会が目指す方向は、学び終わった瞬間に変わってしまうように感じます。年始のトレンドレポートであったり、アンラーニングのようなバズワードは、その価値も意味もあるのでしょうが、理解した瞬間に古臭いものに感じてしまいます。
デジタル世界では常にアップデートが降りてきます。アップデートが止まったサービスやプロダクトは、もはや死んだものとみなされます。スマートフォンのOSやアプリからわかるように、必死にアップデートが続けられることが、利用する私たちにとって良いこととは限りません。しかしアップデートに対して、私たちに主導権はありません。アナーカイブを選ぶことは、変化を拒絶することではなく、変化のタイミングを自分の手に取り戻すことになります。
一方でアナーカイブは時の試練に耐え、アップデートによる無駄を削ぎ落としたものだと考えることができます。グランドキャニオン国立公園のモニュメントバレーのような大きな岩を想像してください。アナーカイブはあのような、本質的なものが剥き出しになっている世界観であり、むしろ無駄がなく軽量です。
古いものを捨て、新しいものを取り入れることは身軽になるように見えますが、結局のところ選択肢、選択の吟味、他の要素とのコンビネーション、新しいもの独自の課題などがつきまとっています。十分古いものであれば、そのシンプルさから学ぶことができます。
アナーカイブなものを扱うことは、情報量は低いが、物語量は高いということかもしれません。使い込まれた万年筆、あるいは何度も読み返す古典、子どもの頃に読んだ絵本、解像度が信じられないくらい低いガラケーの画像。
本を読み直すタイミングで受け取るものが変わるように、アナーカイブからは物語として受け取り直されるのでしょう。
- Tora
私たちが “もっているものでうまくやる” には、少しずつ自分の世界を広げ、自分自身を理解し、思いがけない組み合わせを試してみる必要があります。これらは、そのプロセスの様子です。📮質問・感想はこちらからどうぞ!
もっと楽しみたい方は 🎙️Podcast や 👾Discord に遊びに来てください!
🎧Apple Music でプレイリストも公開しています。
リンクに * がついているものはアフィリエイトリンクを使用しています。このリンクを使用して商品を購入すると、売上の一部が収益となり、このニュースレターの継続的な運営を支えます。アフィリエイトリンクによる価格への影響は一切なく、通常と同じ価格で購入可能です。

