Status

Reading: よくわかる社会心理学*
Listening: 黄金期の都合 - 有田咲花
Watching: 呪術廻戦 S3E3

近年の世界情勢、AIの技術的発展以前から、ジグムント・バウマンは現代の本質について、以下のようなことを述べています。

固体のように安定していた社会構造、価値観、人間関係が液体のように流動的になり、絶えず形を変え続ける状態になった。

この傾向が収まる気配はなく、信じられないことに、さらに加速していく気配すらあります。ふたたびパンデミックが起きたとしても、経済的・技術的に一度克服した社会では、かつてのような大停滞すら起こらないかもしれません。

変化の激しい社会では、最新の情勢をキャッチアップしていくことが必要だと焦燥感に駆られる一方で、流動的変化から逃げ出して、かつてのような安定的で変化の少ない環境で安息を得たいと願うようにもなりました。

半日で終わるトレンドではなく、伝統的で日常的な習慣や食事を学ぶ。過剰に流れてくる情報ではなく、身の回りや目の前で起きていることを重視する。すべてのデジタルデータを AI やプラットフォーマーの糧にするのではなく、自分の権利やデータの所有を意識する。

こうしたものを "確からしさ Presence" とし、そのニーズが劇的に高まるのではないかと考えています。

そしてそれを構成するものとして、以下のものを意識していきます。

  1. 手触り感 High Tech, High Touch: AIの身体化・環境化が進むとともに、伝統・手触り・クラフトが渇望される。

  2. 目撃欲 Witness: 流動的なものではなく、自分の目の前で起きていることを重視する。またその瞬間に立ち会いたい欲求が高まる。

  3. デジタル園芸 Digital-gardening: AI が食べてしまうデータを私的に囲い込むことが盛り上がる。クラウドからガーデンへ。

次回は手触り感についてお届けします。

- 虎🐯Tora

私たちが “もっているものでうまくやる” には、少しずつ自分の世界を広げ、自分自身を理解し、思いがけない組み合わせを試してみる必要があります。これらは、そのプロセスの様子です。

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